中性的なジェンダー願望のある独身女子、そのままでいいです
独身女子の中には、ジェンダーについての悩みを持つ人もいるようです。
性自認は自分は女性だとわかっていても、どうもその女性性がしっくりとこない。
かといって男になりたいわけではないですが、 どうも中性的なものへの憧れがある、そんなことはないでしょうか。
そのような気持ちにはある理由があります。
それを今日はぜひ考えていきたいと思います。
目次
はっきりと性自認や性的嗜好を決めないほうが生きやすい
「LGBTQ」 という言葉をご存じでしょうか?
LGBT は既に多くの人が知っている言葉だと思いますが最後のQ(クエスチョニング)はまだ知らない人もいるみたいですね。
Q(クエスチョニング)とは 「自身の性自認( 自分の性を何と考えるのか)や性的嗜好(どんな性を好きになるか) が定まっていないもしくは意図的に定めていないセクシャリティーのことを指します。
「あなたは女なんだから」「私は女なんだから」とはっきり主張することに対して、違和感を少しでも感じるのならば、もしかしたらこのQに該当する可能性があります。
また中性的なスタンスの方が、自分の心理的には生きて行きやすいという側面もあります。
女だからとか、男だからとか、括られたくない、強制されたくない、そういう気持ちが強いのだと思います。
男性に対して恐怖感や不安感がある
独身女性の中には、男性に対してどこかで不安感や恐怖感がある人も結構いるように思います。
それはあなたが思春期の頃に、男性と関わることで心の傷になるような出来事があったとか、または幼少期に父親との関係が悪かったとか、家庭内暴力があったとか、性的虐待があったとか、様々な理由があると思います。
とにかく男性に関してのネガティブな記憶が頭に残り続けていることは、成人して恋愛したり結婚したりすることに対しての妨げになることは 明らかだと思います。
そのような現実から逃げるために、あなたは女性であることを認めず、中性的な人物への憧れを高めている可能性があります。
女である自分が嫌いである
もしかしたらあなたは「女である自分が嫌い」なのではないでしょうか。
女らしい性格とか身体とか、そういったものに嫌悪感を持っているのでしょうか。
また過去に「そのような女の自分を表現すること」を抑圧された経験があるのでしょうか、
それはあなたのご両親でしょうか。
いずれにせよ、女らしく振る舞いたくない、自分ははっきりと女だと主張したくない、という気持ちの背景には、「女である自分が嫌い」という心理が隠されています。
まとめ
私自身はやはり「女らしくしろ」とか「女はこうあるべき」とか「女はこういう人生を歩むべき」とか、そのように言われると息苦しくて仕方がないし、とても生きづらくなると感じてしまいます。
女らしいとか、男らしい、とかじゃなくて、自分らしく、人間らしく生きればいいのではないかと思います。
自分が女性であることを受け入れたくないとか、そういう気持ちも別に悪いことではないです。
今の時点ではそういう自分なんだから仕方がないのです。
だから今の自分の気持ちを大切にして、毎日楽しく生きていけばいいのだと思います。