独身女子と既婚女子は友だちになれます
独身女性と既婚女性は友だちになれるか?というような、独身と既婚の女性の間の溝とか分断に関する悩み相談をネット質問サイトでよく見かけます。
このような悩みに対して、私自身の答えは一貫しておりまして、
「その人のことが人間として好きならば独身も既婚も子持ちも関係なく友人になれる」
ということです。
ただし人にはそれぞれ人生の波長というものがあり、山あり谷あり、忙しくてハードだったり、比較的余裕があり緩やかでイージーだったり、アップダウンがあるのです。
ですから、自分の波と相手の波の動きが一致しているのかどうかもポイントになってきます。
それでは、独身女性と既婚女性が友だちになることにおいての注意点をいくつかご紹しましょう。
目次
あなたと相手の間に共通項はあるのか
人間同士が仲良くなるためには、お互いの間に少なくともいくつかの共通項がなければなりません。
性格が似ていたり、行動のスピードや話すスピードが同じだったり、趣味が同じだったり、出身地が同じだったり、学生時代から続く友だちで想い出を共有していたりなど。
友人として仲良くしてゆくためには何かしら共有できるものが必要です。
そして、先ほど申し上げたお互いの人生の波長ですね。
相手がハードな波に乗っているのに、自分はイージーモードの波に乗っている時期で、反対に自分がハードモードなのに相手がイージーなこともある、これではお互いのリズムは合わないし、ギクシャクすることは想像できますよね。
つまり相手のお子さんがまだ小さい時は、子育てに自分のすべての時間をとられているわけですから余裕などほとんどなく、もしあなたが今イージーで緩やかな波の時期にいるとするならば、相手の方と仲良くなるのがむずかしいということになります。
しかしあなたも人生のハードな時期にいるとしたら、お互いに会うことができなくても、たまにLINEやメールで連絡しながら仲良くしてゆけるでしょう。
自分の価値観を押しつけない
独身女性と既婚女性では、人生に対しての考え方や価値観が根本的にちがうことも多いようです。
しかしお互いの違いを認め、その違いを受け入れながらも、共通点を探して仲良くつきあっていくということは出来ます。
相手にお子さんがいるのならば、そのお子さんとも友だちになるような感覚で仲良くすればいい。
自分と相手がお互いの人格と人生を尊重し思いやりをもって付き合えばいいのです。
これが出来るには、お互いの意識の高さや知性のレベルも鍵になるのではないか、と私は思っています。
適度な距離でつきあう
自分が独身で相手が既婚の場合は、近すぎず離れすぎずが丁度いいと思っています。
お互いに余裕ができた時に息抜きしたいなという時にたまに会うくらいがいいです。
既婚のお相手も家庭や職場の人間関係やママ友カーストのストレスがあります。
そんな時にあなたと会うとほっとして楽しい時間を過ごすことができるのです。
つかず離れずで付き合える友人がベストです。
疲れると思うなら離れるという選択も
とはいうものの、どんなにお互いの性格や趣味があっていても、人生の波のサイクルのズレが大きい場合があります。
そんな時は残念ながら、友人として仲良くつきあうのはむずかしいでしょう。
子育て真っ只中の女性にとって、その時はそれが人生のすべてになっています。
そんなお相手と会って話すことがあっても、お互い共に楽しめる話題がないばかりか、相手のお子さんの話を延々と聞かされたり、そのお子さんの面倒をあなたがみてあげたりする場面が出てくることもあります。
もちろんお子さんは可愛いですし、遊ぶのも苦にならないかもしれません。
しかしあなたが、心からそれを毎回求めていないのだとしたら、非常に疲れますしストレスが貯まりますし、お互いにとってマイナスでしかありません。
そんな時は距離をとって、しばらく会わない、連絡をしないというふうにした方がいいと思います。
まとめ
人が誰かと友だち同士になるためには、お互いに共通の価値観を共通していることが不可欠です。
自分が必要とすることと、相手が必要とすることが上手く合致しているときに、はじめて友人として成立します。
それは独身と既婚、独身と独身、既婚と既婚いずれの関係に関わらず、これは当てはまります。
ご縁があれば友だちになり、なければ離れてゆく。
他のすべての人間関係と同じなのです。