独身女子の人間関係の悩み、職場のきらいな人たち
なぜなんでしょうね。職場ってどうして必ずなんか虫の好かない人、ストレートにいうと嫌いな人がいつも存在するのでしょうか。
そしてそんな自分はなんて腹んなか真っ黒で闇が深いんだ、と罪悪感を抱いてしまう。
そんな心の葛藤が渦巻いてしまうのが職場です。
私自身もその感情でずっと20代のときから悩んでいました。
はっきりと「あいつきらい」と思う人はそれほど多くなくても、なんとなくイライラする、なんか好きに慣れない、どうしても好きに慣れない、その人といると心がモヤモヤして仕方がない。。。
そんな私たちが人に対して嫌うことについて探ってゆきましょう。
目次
「キライ」の正体は嫉妬
はっきりいってもうこれしかないと思っています。
誰かを嫌いになるとき、それはその誰かに嫉妬しているのです。
「妬み・嫉み」の感情を持っているのです。
多くの場合、その誰かはきっとあなたよりも年齢が若いでしょう、そして女であり、見た目がいいでしょう、そしてあなたよりも男受けのするタイプでしょう。
または、あなたよりも仕事がよくできて、コミュニケーション能力が高く、そつなく器用になんでもこなせて、あなたは太刀打ちできないと感じているでしょう。
あなたは仕事で地味で頑張ってそれなりの成果をあげているのに、その誰かはそれほどちゃんと仕事に打ち込んでいる様子はないのにお喋りばかりして、なぜかその誰かの方があなたよりも上司や先輩や同僚から注目を浴び、チヤホヤされているのではないでしょうか。
「キライ」の理由は相手が自分の影〈シャドウ〉を表しているから
自分が誰かを嫌うときには、相手が全面的に悪くて自分に対して一方的に不快な気分にさせていると思いますよね?
相手と自分の間には何の共通点もなく、性格的にも重なるところもない、相容れるところなど皆無なんだと思いますよね?
しかし自分が相手の中でイヤだと思う所は、あなたの中のイヤな部分と一緒なのです。
あなたが嫌う相手のイヤな部分というのは、あなたが抑圧し押し殺してきた性質であり、あなたも本来ならば相手と同じイヤな性質を持っているのです。
例えば、相手が甘え上手で人に媚びることが得意、あなたはそんな相手の性格が嫌いだとしましょう。
しかしあなたの中にも甘え上手で人に媚びることが得意な性質を持っていて、それを何らかの理由で抑圧し、その性質を出すのを自分に禁止している、ということなのです。
ただ、そうして無意識下に押し込められた性質は、潜在意識の中でじっと黙って大人しくしているわけではありません。
その性質を持つことを自分に禁じているのならば、他人にそれを投影するのです。
それが自分の影〈シャドウ〉であり、自分が本来心の深層に持っているものです。
相手にそれを映し出しているのです。
自分が認めたくない、自分が出すことを禁じている性質を、堂々と表して生きている相手に対して嫉妬し、嫌悪感を持ってしまうということなのです。
人を嫌っている自分自身を慰めてあげる
誰かを嫌いになることは必ずあります。
それは人ならばあたりまえの感情で、それに対して罪悪感を持つ必要はまったくありません。
しかし誰かを嫌いになることによって、あなたの貴重なエネルギーが奪われます。
誰かに対してイライラするモヤモヤする憎む。。。こんなことを毎日続けていたら、自分自身の精神衛生上よくないばかりか、ストレスによって身体の健康まで損なってしまいます。
これは損です。みごとに損です。
だからそんな自分に「ああそうか、嫌いなんだね、そうなんだね、そうかそうか、あの人の性格の中に自分のイヤな部分を見ているんだね、そうかそうか、いいんだよ、自分にもあの人みたいな性質があるんだね、そうなんだね」
と慰めるように自分に言ってあげましょう。
まとめ
誰かを嫌う理由は殆どの場合は嫉妬であり、シャドウであり、個人的な理由が多いようです。
ただ希に、正義感からくる人への嫌悪というものもあります。
誰かがある人をいつも苛めるとか、理不尽に部下をこき使ったり苛める上司とか先輩とか。
そのような場合は、具体的な解決策を模索した方がよさそうですね。